起源動物種同定検査
培養細胞の起源動物種をFISH法により同定します。由来動物、ヒトおよびマウスの3種類の動物種特的FISHプローブを使用し、プローブを作成した由来動物種と試験細胞の動物種が同一であることを示します。同時にヒトおよびマウス細胞のコンタミネーションがないことも示すことが可能です。動物種の組み合わせは任意に対応可能です。
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コントロール細胞でのFISH
それぞれのプローブ由来細胞とのみ反応し、プローブは特異的に反応しています |
MDCK細胞での起源動物種同定
本細胞はイヌプローブのみと反応し、細胞がイヌ由来であることが示されました。 |
核学的性状検査
動物用ワクチン製造に使用されている各種細胞のマスターセルシードとワーキングセルシードの核型に変化が無いことを確認します。両細胞のマーカー染色体を比較し、変化が無いことおよび染色体数の変化が規定の範囲内であることを確認します。
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イヌ細胞Qバンド検査 | ネコ細胞Qバンド検査 |
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ブタ細胞Qバンド検査 | フェレット細胞Qバンド検査 |
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アフリカミドリザル細胞Qバンド検査 |